知っていると便利な Android Studio のショートカットと設定 11 個

ここでは、あなたが Android Studio を使って開発を行う時に、便利に使えるショートカットをご紹介します。

macOS でのショートカットを記載しています。Windows にも同等の機能はありますので、Shift⇧ 2回 から確認してください。(尚、コンピュータの選択で迷っている方は、 近年はモバイルアプリの開発が必須なので MMac をお勧めしています)

1. なんでも検索 (Search everything) Shift⇧ 2回

「シフト二回連打」すると、「なんでも検索」ウィンドウが表示されます。これを使うとクラス名、ドキュメント、設定など、様々な項目を直ちに検索することができます。

どれか1つだけショートカットキーを覚えるとなれば、これです。なんでも検索できるので、ショートカットを忘れた時にも、これで探せますから。

2. ツールウィンドウの切替え Command⌘ + 1, 2, 7

いくつかのツールウィンドウにショートカットが割り当てられていて、開閉をショートカットで実行できます。

特にプロジェクト・ツールウィンドウ Command⌘ +1 や ストラクチャ・ツールウィンドウ Command⌘ +7 は開発中によく参照するので、 ショートカットで開閉できると便利です。

3. 最近開いたファイル Command⌘ + E

最近開いたファイルのリストを表示します。

複数のファイルの作業中に行ったり来たりするのに便利です。

4. コードの生成 Command⌘ + N

コードの自動生成を開始できます。

インターフェイスのメソッド実装時のように、自動的にコードの生成を促される場合もありますが、明示的に必要なコード生成を開始できます。

5. メンバーのオーバーライド Control⌃ + O

オーバーライドできるメソッドの一覧を表示して、現在のカレットの位置にメソッドを挿入できます。

ある程度メソッド名を覚えている場合は、単にエディタに入力を開始すれば自動的に補完され、候補があればリストが表示されます。

6. 行の削除 Command⌘ + delete

いらない行を素早く削除できます。

7. クイックドキュメント F1

関連文書を素早く表示できます。

ちなみに、ドキュメントはポップアップのウィンドウに表示するだけでなく、ツールウィンドウに配置することもできます。

ツールウィンドウに関連文書を表示するには、ポップアップの歯車アイコンを選択して、「Open as Tool Window」を選択します。

すると、文書がツールウィンドウに自動的に表示されます。

自動的に勝手に文書が表示され、文書の参照がより簡単なので、僕はツールウィンドウ派です。

8. 再フォーマット Option⌥ + Command⌘ + L

ドキュメント全体の改行やインデントを整えます。

一定の書式に沿ってコードを書くには、こうした自動フォーマット機能が便利ですね。

9. 行の移動 Shift⇧ + Option⌥ + ↑ / ↓

カレットのある行を上下に移動できます。また、複数行を選択すれば、複数業まとめて上下に移動できます。

10. コメントのトグル Command⌘ + /

コメントアウトしたり、コメントを元に戻したりします。

行コメントの場合は Command⌘ + / で、// 記号をつけたり消したりできます。

また、ブロックコメント (/* */) のトグルの場合は Option⌥ + Command⌘ + / です。ブロックコメントの場合は、 1つの行の中でも一部分だけを選択して、例えばひとつの単語だけコメントアウトしたりできます。

11. TODO コメント

最後に、これはショートカットではありませんが、開発時には知っておいた方が良い機能をひとつ。

//TODO で始めたコメントは、自動的にタスクの TODO リストに入ります。また、コメントを改行してスペースを空けて記述を始めると、同じ項目の追加情報として認識されます。

このほか //FIXME もデフォルトで同様に使えます。

以上、いかがでしたか?知っているショートカットもたくさんあったかもしれませんが、特に便利なものを取り上げてみました。

何回か試して、手で覚えてしまえば、開発作業が断然楽になること間違いなしです。

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