Kotlin とは?
Kotlin はチェコに本社を置く JetBrains 社が主導で開発されている新しいプログラミング言語です。
ロゴのガイドラインによれば、ロゴフォントの優先順序は Gotham、Proxima Nova、Arial です。
2011年に JetBrains 社が Kotlin プロジェクトを発表、2012年には Apache 2.0 ライセンスのもとにオープンソースにしました。
Kotlin という名前はロシアのコトリン島から取っているそうです。
Kotlin のコードは Java のバイトコードにコンパイルされるので、 Android のような JVM で動作する環境で使えます。現在は Java の他、Kotlin も Android の公式サポート言語になっています。
JVM 向け以外にも JavaScript や Kotlin のネイティブコードにもコンパイルされます。このサイトでは Android 向けコードの開発を主眼としますので、JVM 以外は取り扱いません。
Java がいわば「古い」言語仕様に据え置かれているのに対して、 Kotlin は新しい言語仕様を取り入れており、これから主流となると見込まれています。
2019 年 5 月の Google の開発者向けイベント Google I/O でも、今後 Java や C++ のサポートは引き続き行われるものの、 「Kotlin ファースト」 となっていくことがアナウンスされています。
Kotlin は現状 Java6 と Java8 をターゲットとしています。
Android Studio 現在、Java そのものを使おうが Kotlin を使おうが、 Java7 仕様を基準として Java8 はオプショナルの位置付けになっています。 Kotlin は Java8 向けで使えるので完全にサポートしていることになります。
これから Android 開発を行うには、Kotlin も検討すべきでしょう。